【毎日コツコツ!】きれいな肌を保つ生活習慣は?
「きれいな肌を保つ」というのは、若い時だけではなく、50代、60代になった時のためにも、とても大切なことですね。
「美肌を保つ生活習慣」は、女性の日々の幸福感を左右すると言っても大げさではないかもしれません。
そんな習慣とはどんなもので、どうすれば身につくのかを解説します。
美肌を保つために必要なことは?
年齢よりも若く、きれいな肌を保つための三大要素は、「栄養」・「睡眠」・「正しいスキンケア(とくに紫外線対策)」です。しかし、それを「知識」として持っているだけでは役に立たず、意識しなくても実行できる「習慣」にすることが大事です。
肌に良い習慣を身につけるコツは、「すぐにできる簡単なことから始める」ことです。
いくら正しい知識でも、どう行動に結びつけたら良いか分らないのでは「絵に描いた餅」になってしまいます。
そこで今回は、すぐに実行できる7つの美肌習慣をご紹介します。ぜひお試しください。
美肌を保つ7つの生活習慣

美肌のための生活習慣は、無理なく続けられるものでなくてはいけません。
「まずこれから始めたい」美肌習慣には、何があるでしょうか?
1.朝食に具だくさんの味噌汁を
美肌の材料になるのは毎日の食事です。とくに朝食にバランス良く栄養を摂ることは、美肌を保つ必須条件です。朝食を抜くのはもちろん、トースト1枚などという簡単すぎる朝食もNGです。でも忙しい朝に色々な料理を食卓に並べるのは大変ですね。
そんなときにおススメしたいのが、ありあわせの材料を何でも入れて作る「具だくさんの味噌汁」です。
もやし、キャベツ、小松菜、春菊などの野菜はもちろん、豚肉や鶏肉を入れればタンパク質も摂れます。
味噌そのものも、美肌に役立つ発酵食品です。ワカメなど、食物繊維を豊富に含む海藻を食べるのにも便利だというメリットもあります。
毎日食べても美味しく飽きない味噌汁は、冷蔵庫の中身を活用して具だくさんにすることで、朝食にピッタリの手軽な「完全栄養食品」になります。
2.毎朝トイレでスッキリ!
便秘をしていては、美肌を保つことはできません。「毎日スッキリ」の習慣を付けるコツは、朝食後の腸の「大蠕動(ぜんどう)運動」を利用することです。
睡眠中の長い絶食後に朝食を摂ることで、消化器官が刺激されて、腸は1日1回の大きな蠕動運動を起こします。
この時にガマンしないでトイレに行くことが重要です。
便秘は体のリズムが狂っていることの現れなので、朝食を含めて「生活習慣を見直そう」というサインだと考えましょう。
3.折りたたみの日傘を必携アイテムに
秋田県、新潟県など日本海側の女性の肌年齢が若いのは有名な話ですが、これは「年間日照時間が短い」という単純な理由によります。曇り空は「天然の日傘」になって、長年にわたって蓄積する紫外線ダメージを減らしてくれるのです。
天然の日傘がない時は、自前の日傘でガードして「年齢よりも若い肌」を保ちましょう。
「曇りのなので十分なUV対策をしないで出かけたが急に晴れた」「内勤の予定が変わって外回りになった」というときも、折り畳みの日傘を携帯する習慣があれば慌てなくて済みます。
4.歩くときは早足で
運動不足は肌への血行を悪くして、乾燥肌の原因になるだけでなく、肌の老化を早めます。しかし、分ってはいても継続が難しいのが「運動習慣」ですね。
中々運動習慣を身につけることができない人は、自宅から駅へ、会社から駅へ歩くときに、早足で歩くと、だらだらと歩くよりは数倍の運動効果があります。
コツは、慣れないうちは脚が少しだるくなるくらいの早足で歩くことです。
駅のホームや会社では、エスカレーターやエレベーターを使わない心がけも大切です。
会社の帰りに自宅の1駅手前で下りて歩くのも、ウォーキング習慣が長続きしない人には有効な工夫です。
5.1時間に1回、声を出して笑う
ストレスが肌に悪いのは分っていても、ままならないのが「ストレス解消」です。そんな時に見直したいのが「笑いの効用」です。笑うことで、自律神経の副交感神経が優勢になり、心身共に「リラックスモード」になります。
毛細血管が拡張して肌色が良くなるほか、免疫機能も活性化して、肌荒れやニキビの予防にも役立ちます。
「笑うというのは薬でございます」というのは、落語家の手前味噌とばかりは言えませんね。笑顔は七難を隠すとも言います。
寒いオヤジギャグには付き合いきれないこともあるでしょうが、笑いの機会をできるだけキャッチして、多いに笑うようにしましょう。
6.40度のお風呂に20分間半身浴
38℃~40℃のお湯で20分間半身浴するのは、様々な効果が期待できる「美肌習慣」です。まず血行を良くすることで、肌の毛細血管の働きが向上して、新陳代謝が活発になります。
しっかり汗をかくので、汗腺の働きが良くなり、「必要な時に汗をかき、ムダな汗を減らす」効果があります。
ゆったりとバスタイムを楽しむことでリラックス効果も期待できますよ。
ただし、40℃を超える熱いお湯に長い時間つかると、角質の保湿成分が失われて肌を乾燥させるので、「湯温は40℃まで」を守りましょう。
7.午後11時就寝、午前6時起床
「美人は夜作られる」というのは、世の中がどんなに変わっても変わらない真実です。睡眠不足で美肌を保つことはできません。良い睡眠の一番大切な条件は、「十分な睡眠時間の確保」です。朝起きる時間から逆算して、7時間前には布団に入るようにしましょう。
睡眠中に分泌される成長ホルモンは、昼間ダメージを受けた肌の修復に重要な役割を果しています。
成長ホルモンは、もっとも眠りが深い「寝入りばなの90分」に分泌されるので、とくに就寝直後に安眠できる環境を整えておくことも大切です。
毎日たくさんお酒を飲んでから寝るのは、睡眠を浅くするので肌には良くありません。
美肌を作る意外な生活習慣

日常生活には、ちょっと意外な「肌に良い習慣・悪い習慣」が潜んでいます。
美肌のために心掛けたい習慣について見ていきましょう。
姿勢を良くする
前かがみの姿勢、猫背の姿勢は、肺や消化器官を圧迫するので、肌にも悪い影響を与えます。姿勢が悪いと気持ちも暗くなりがちです。骨盤を中心に背骨を真直ぐにする姿勢を保つことで、呼吸を整え、胃腸の働きを正常にして、美肌を保つ効果があります。
歩くときは、胸を張って、おへそを少し前に出すつもりで、背筋を伸ばしましょう。
デスクに向かうときも、前かがみになったり、腰をひねって座るのは良くありません。
足に合う靴を履く
サイズの合わない靴を履いていると、歩き方に変な癖が付き、姿勢が悪くなる原因になります。靴の中で足が動くような大きな靴を履くと、脱げないように前かがみの姿勢を無意識にとります。
小さすぎて足先が窮屈な靴も、かかとにばかり力が入り、バランスを取るために前かがみになりがちです。
ヒールの高すぎる靴は爪先にばかり力が加わるので、やはり姿勢を崩す原因になり、将来外反母趾になって、足の美しさを損なうリスクもあります。
「ちょっといい人」になってみる
ゴミを拾うなど、人のためになる行いをすると気持ちが良いですね。これは脳から「幸せホルモン」と呼ばれる「オキシトン」が分泌されるからです。
オキシトンが分泌されると、女性らしい優しい気持ちになり、美肌ホルモンのエストロゲンの分泌も増えます。
人のために無理をする必要はありませんが、ささいなことでも「人のためになる行い」は、美肌につながる習慣なのです。
ペットを飼う

恋愛が女性を美しくするのは言うまでもありませんが、ペットを可愛がるのも心が癒されて、肌を美しくする効果があります。
一人暮らしで、会社から帰ると話をすることも笑うこともない、というのは肌にも良くありません。
ペットとのスキンシップはそんな淋しさを消してくれます。
会社でのイライラを家に持って帰って、思い出してはまた腹を立てる、などという日常を一転してハッピーにしてくれるのがペットです。
以上、美肌のために取り入れたい生活習慣についてお話しました。
この中にあなたの生活に足りないものがあったら、1つでも2つでも、ぜひ実行してみましょう。
【毎日コツコツ!】きれいな肌を保つ生活習慣は?・まとめ
- 美肌を保つには知識だけでなく、毎日の生活習慣が重要
- 朝食に、手軽にバランスよく栄養が摂れる、具だくさんの味噌汁を食べよう
- 紫外線対策の抜け穴をなくするために、折り畳み日傘を携帯しよう
- 運動習慣が身につかないときは、「早足で歩く」癖を付けよう
- 悪い姿勢や足に合わない靴など、気づきにくい美肌を損なう習慣に気を付けよう