コラーゲンを摂取して肌のハリ対策を!



年齢を経るにつれシミとともに気になってくるのがたるみ、つまり「ハリ」が失われていくことです。

アイメイクがうまくいかなかったり、いつもと同じメイクなのにしっくりこなかったりするのは、肌のハリのなさの影響が考えられます。


気にしないでいると、体内のコラーゲン量はどんどん減少し、肌のハリが失われてしまいかねません。

コラーゲンがどう肌のハリに関係しているのか、どうして加齢により減少してしまうのか、そして効率のいいコラーゲン摂取の方法について紹介します。

コラーゲンの働き、肌のハリとの関係


肌のハリに必要なものといえば、コラーゲンを思い浮かべる方は多いでしょう。

化粧品だけでなく食べ物や飲み物、サプリメントなどに「コラーゲン入り」と書かれていると、「肌に良さそう」と感じますよね。


コラーゲンと肌のハリの関係について、見ていきましょう。

様々な臓器に存在するタンパク質

タンパク質の一種であるコラーゲンは皮膚だけに存在するものではなく、血管、腱、歯、骨など様々な臓器に含まれています。

細胞同士をつないだり、筋肉と骨を結んだり、腱をしなやかにするなどの重要な役割を担っており、骨格を形づくるのに欠かせない、建物を支える柱のようなものです。

ハリと潤いを支えるコラーゲン

皮膚組織の9割以上を占めるのが真皮層の内、7割がコラーゲンでできており、土台として肌を支えています。

コラーゲンには伸縮性がありません。そのため引っ張られることに対する耐性が高く、コラーゲンが真皮の中に張り巡らされることで、肌をキュッと引き締めてくれています。


ベッドのスプリングのような働きをし、まさに肌の弾力・ハリを生み出す元となっているのです。

張り巡らされたコラーゲンのすき間はゼリー状のヒアルロン酸で埋められている、と表現されますが、見方を変えると、コラーゲンが保水を担うヒアルロン酸を束ね、維持しています。


そのためコラーゲンが減少するとヒアルロン酸を束ねることができなくなり、潤いが奪われて肌のたるみを加速させてしまうのです。

そのほかコラーゲンは、新しい肌をつくるためのタンパク質として表皮細胞の新陳代謝を促したり、肌老化を防ぐ役割を担います。


<参考サイト>
コラーゲンの基礎知識│資生堂 コラーゲンラボ


コラーゲンが減少する原因


コラーゲンが減少すると、肌のハリがなくなり、シワやたるみの原因となります。コラーゲンが減少する原因を見ていきましょう。

コラーゲン産生量が減少

ハリを支えていたコラーゲンが加齢によって減ってしまうひとつめの理由は、新しいコラーゲンが作られなくなるためです。

コラーゲンを作るのは繊維芽細胞ですが、「コラーゲンを作れ」という指令に対しての繊維芽細胞の応答が、加齢によって鈍くなっていきます。


コラーゲンの生産力があっても反応が鈍くなることで、結果的に産生量が減少しており、このような鈍化は、中高年以前の若い世代でも既に始まっているのです。

古くなったコラーゲンは分解される

コラーゲンを産生する繊維芽細胞は、逆にコラーゲンを壊すことがあります。

タンパク質であるコラーゲンは時間の経過によって変性したり劣化していき、このようなコラーゲンを分解して新しいものに置き換えるのも、繊維芽細胞の役割なのです。


コラーゲンの新陳代謝の期間は約2~3年と言われ、加齢によりこの期間は延びていきます。

こうして、年齢を経るにつれてコラーゲン産生量が減少し、古いコラーゲンの比率が増し分解されることで、コラーゲン減少が加速します。


コラーゲン減少は周辺組織全体の劣化を促し、肌のハリに影響しています。

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コラーゲンを多く含む食材


若々しい肌を保つために、食事からたくさんのコラーゲンを摂取したいですよね。

コラーゲンを多く含む食材について見ていきましょう。

食事で摂るコラーゲンはハリに効く?

コラーゲンは様々な食材に含まれるので、食事から摂取することが可能です。

しかし食材のコラーゲンは体の中でアミノ酸に分解されて栄養となり、そのままの形で肌のハリになる訳ではないのです。


また先述のように、コラーゲンは骨や筋肉、血管など色々な臓器で必要とされるため、肌だけで消費されるわけでもありません。

とはいえ食事でコラーゲンを摂取することは決して無駄ではなく、減少する一方の肌のコラーゲン維持のためにも、積極的に摂取することをおすすめします。

コラーゲンが豊富な食材

コラーゲンが豊富に含まれるのは、動物性食品や海洋性食品、つまり肉や魚の骨、内臓などです。

プルプルとした牛すじや豚足、フカヒレなどは、コラーゲンを豊富に含む食材として有名ですね。


そのほかにも、手羽先、牛タン、スペアリブ、レバー、軟骨、砂肝、牛すね肉などに多く含まれます。

魚ではウナギ、貝類、エビ、カレイ、シシャモ、アジ、イワシ、イカ、アンコウ、アナゴなどの食材に、コラーゲンが豊富に含まれます。


骨ごと食べられる魚は揚げ物が向いています。煮込みに向く食材は鍋にしていただき、溶け出したスープも飲むようにしましょう。

鍋では、上記の食材からコラーゲンだけを抽出して固めた「コラーゲンボール」をプラスしてみてください。


家庭料理の食材として身近な豚の小間切れ肉や鮭からも、コラーゲンを摂ることができます。


コラーゲンを効率よく摂るには


実はコラーゲンを食品から取り入れる場合、効率よく摂取するためのコツがあります。詳しく見ていきましょう。

一緒に摂って吸収率アップ

コラーゲンは単体では効果が得られにくく、脂溶性のビタミンCと一緒に摂ることで吸収率が高まります。

食事ではコラーゲンの豊富な食材と一緒に、ビタミンCが豊富な野菜や果物を添えるようにしましょう。


また食物繊維には糖の吸収を抑えて体外に排出する働きがあるため、コラーゲンが糖と結びつく「糖化」で肌が固く老化するのを防いでくれます。

食物繊維は海藻類やキノコ類、おからやごぼうなどに豊富に含まれます。


コラーゲンの産生を助けてくれるミネラルとして、亜鉛を含むカニや牡蠣、鉄分の豊富なアサリなどを鍋料理にプラスするのも効果的です。

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美容成分で組み合わせたいのは?

コラーゲン配合の美容化粧品を選ぶとき、同時配合成分として選びたいのはビタミンCのほか、保水力の高いヒアルロン酸、エラスチンといった成分です。

肌内部からの潤いとともに、ハリの高まりを期待できます。

サプリメントでの摂取

最も効率的に体内にコラーゲンを摂り入れられるのは、サプリメントとしての服用でしょう。

ただしどのコラーゲンサプリでも良い訳ではなく、「より吸収されやすいコラーゲン」を選ぶ必要があります。


コラーゲン分子は通常1000個以上の連なりでできていますが、これを最小単位である「トリペプチド」へとカットすることで、体への吸収率がより高まります。

サプリの服用では商品ごとに決められた摂取量に従い、基本的には毎日継続することが大切です。


忘れずに飲み続けやすい、自分なりのタイミングでの服用でOKですが、できれば、肌の新陳代謝が活性化する睡眠前の時間帯に飲むのがおすすめです。

服用したコラーゲンが、睡眠中に効率的に吸収され、ハリのある肌づくりをサポートしてくれます。

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コラーゲンを摂取して肌のハリ対策を!・まとめ

  • コラーゲンは様々な臓器を形づくるタンパク質
  • 真皮に張り巡らされ、肌を引き締める働きがある
  • 繊維芽細胞の鈍化や分解によって、体内のコラーゲン量が減少する
  • 肉や魚の骨、内臓などに豊富に含まれる
  • コラーゲンはビタミンCと一緒に摂ると吸収率が上がる
  • 吸収されやすい形状のコラーゲンを使ったサプリを選ぼう
 肌のハリを取り戻す化粧品は?







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