肌をたるませる原因!老化架橋って何?



なんとなく顔が老けて見えるようになってきた・・・。

そんなとき、頬を触ってみると以前のような弾力が無くなってはいませんか?


ハリがなくなり肌がたるんできて、表情が違って見えているのかもしれません。

加齢によって肌がたるんでくるのは、皮膚の下のコラーゲンが減少したり、機能しなくなるためであり、このような状態を引き起こすのがコラーゲンの「老化架橋」です。


老化架橋によるハリの低下を防ぐ方法について知っておき、若々しい肌づくりに役立ててください。


老化架橋って何?どうしてできるの?


「老化架橋」という言葉は、聞きなれない人も多いはず。

老化架橋とは一体どんなもので、何故できてしまうのでしょうか?

老化架橋とは

コラーゲン繊維は元々、相互に橋を架け合う、つまり「架橋」を作る性質を持っています。

皮膚の真皮の中でも、それぞれのコラーゲン繊維がまるで橋を架け合うように絡み合って、張り巡らされているのです。


この繊維の間に保水力の高いヒアルロン酸が抱え込まれることで、肌にハリと潤いを与えています。

本来の性質を持った架橋であれば問題はないのですが、年齢を経るにつれ、様々な要因でコラーゲン繊維の劣化が進むと、疲れたコラーゲン同士が体を寄せ合うように繋がり合い、不自然な形状の架橋が増えていきます。これが「老化架橋」です。


老化架橋は本来の架橋とは異なり、新陳代謝されにくい性質を持つため、老化架橋の割合がどんどん増えていきます。

このような変化がコラーゲンの機能を低下させ、肌のハリがなくなってしまうのです。

老化架橋の原因は?

老化架橋ができる原因は、「肌の老化」です。

老化によって肌の新陳代謝が遅くなることはよく知られていますが、コラーゲンはその中でも、特にそのスピードが遅いです。


古く劣化したコラーゲンが蓄積していくと、次第にそれらが繋がって、老化架橋となるのです。

またコラーゲンと糖が結びつく「糖化」という現象も、老化架橋を作る原因になります。


コラーゲンの理想的な架橋状態は20歳頃には完成され、これ以降は老化が始まると考えられます。

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生活習慣が原因となることも

紫外線の影響や糖分の摂り過ぎもまた、老化架橋を増やしてしまいます。

紫外線が真皮に届くと、コラーゲン分子の中のアミノ酸が、他のコラーゲン分子のアミノ酸と結合し、余分な架橋を作ります。


また食事での糖分の摂り過ぎはコラーゲンの糖化を促し、老化架橋を増やします。

ついやってしまいがちな「肌を刺激する習慣」にも注意が必要です。


洗顔のときにゴシゴシと顔を擦ったり、顔を乱暴にさわったり、いつも頬杖をついたりといった肌への刺激の積み重ねが、コラーゲンにダメージを与えることがあります。


老化架橋ができると、肌はどうなる?


ここまで、老化架橋ができる仕組みについて見てきました。

では老化架橋ができると、肌にどのような悪影響があるのでしょうか?

水分を維持できず乾燥肌に

老化架橋が増えることで弾力性を失ったコラーゲン繊維は、これまでしっかり抱え込んでいたヒアルロン酸を保持できなくなります。

保水力の高いヒアルロン酸を失うことで肌の水分が奪われ、カサつきやたるみが進むだけでなく、シミやシワなど様々な老化が起きやすくなります。


またコラーゲン繊維の糖化は、コラーゲンを作り出す「繊維芽細胞」の機能をも低下させます。

そのため老化架橋が増えることでさらにコラーゲン産生量が減少してしまうのです。


真皮は約7割がコラーゲンで構成されているため、コラーゲンの劣化は肌老化に大きく影響します。

肌だけでなく全身の老化を促進

このようなコラーゲンの変化は肌だけでなく、全身で起こります。

血管の壁が硬くなって動脈硬化を引き起こしたり、関節の滑らかな動きができなくなります。


老化架橋は、肌を含め全身の臓器の老化を加速させる一因になる可能性があるのです。

<参考サイト>
コラーゲンの老化と疾患 – アークレイ


老化架橋ができるのを防ぐには?


老化架橋ができるのを防ぐには、どのような対策が有効でしょうか?詳しく見ていきましょう。

新陳代謝を衰えさせない

老化架橋を引き起こす新陳代謝の衰えを、できるだけ防ぐ努力をしましょう。

コラーゲンそのものや、コラーゲンの材料となるアミノ酸を積極的に摂取してコラーゲン産生量が増えれば、新陳代謝が促されて老化架橋の予防に役立ちます。


コラーゲンが豊富な食材や、コラーゲン・アミノ酸配合のドリンク、サプリメントなどで気軽に補えます。

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肌老化を早める習慣の見直し

老化架橋を作り出す「肌の糖化」には要注意です。

コラーゲンと結びつく糖分を体内に増やさないために、飲食物からの糖分を摂り過ぎないようにします。


糖分は甘いお菓子だけではなく、清涼飲料水や加工品のパン、スープなどにも多く含まれます。

調味料にも意外に糖分が多いため、料理の際は使いすぎないように気をつけてください。


紫外線によるコラーゲンへのダメージを減らすために、日焼け止めや紫外線防止剤入りの化粧品を使い、帽子や日傘、長袖の衣類なども利用して紫外線を防ぎます。

洗顔では、しっかり立てた泡で優しく洗うようにし、柔らかいタオルで拭うなど、顔を強くこすらないような習慣を身につけましょう。

老化架橋対策になる美容法は?

美容皮膚科などでシミ治療に用いられるレチノイン酸には、繊維芽細胞のコラーゲン分泌を促す作用があります。

真皮中の新しいコラーゲン量を増やしてくれるため、老化架橋の対策にも役立ちます。


ただし副作用などの問題があり、一般に市販されている化粧品などには含まれていません。

美容外科での施術メニューであるコラーゲンの注入もハリの改善に効果があり、老化架橋にも良いと言えます。


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コラーゲンの分子は大き過ぎて表皮を透過しないため、コラーゲン配合のクリームを塗っても直接的に老化架橋対策にはなりません。

ただし保水効果という点では、老化架橋による肌の老化を遅らせることも可能です。

肌をたるませる原因!老化架橋って何?・まとめ

  • コラーゲン繊維同士の不自然なつながりが老化架橋
  • 加齢による新陳代謝の衰えによって引き起こされる
  • 紫外線や洗顔時の過剰な肌刺激が原因となることも
  • 老化架橋ができると、コラーゲンがヒアルロン酸を支えきれず肌の乾燥が進む
  • コラーゲンやアミノ酸の摂取が老化架橋対策になる
  • 美容皮膚科、美容外科の施術で対策も可能

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